まだエーフィの未来予知についてしっかりと説明していなかったと思うので。
いつ頃か忘れましたが、周りの環境を見て僕はトリルエーフィを主に使うようになりました。環境の変化云々については面倒なので書きません()
ブイズダブルでのトリルエーフィの技構成は、
・サイコキネシスorサイコショック:最低限の遂行技として必要
・見切り:猫騙しを防ぐために必要
の3つは確定として残り1枠が割りと自由枠になります。おそらく最も「無難」なのは手助けだと思います。
僕が使ってきた技としては、めざ闘、めざ地、雨乞い等でピンポイントな技が多いです。どの技も特に弱い訳ではないのですが、ピンポイントということで対象以外のパーティに選出した際には役に立ちません。実質技3つで戦うことになります。ブイズにそんな余裕はありません。負けます。
その最後の1枠に使える技(今よりも勝てるようになる技)をずっと考えていたのですが、未来予知という技の存在を思い出しました。(エーフィはレベル25で覚える)
未来予知(みらいよち)
威力:120
命中:100
説明:技を 使った 2ターン後に 相手に 念力の 塊を 送って 攻撃する。
( ´_ゝ`)フーン
なんかよく分からない技に見えますね。
しかし採用したのにはちゃんと理由があります。それを説明していきたいと思います。
(1).守る(見切り)を貫通する
ダブルレートでトリルブイズを使ったことがある人はすぐ分かると思いますが、
エーフィのH-B-D:65-60-95という耐久でトリルを決めるということ自体がかなり難しいです。ブイズローテでエーフィがトリルするのとは訳が違います。
似たような種族値でゲンガートリルがありますが、ゲンガーには無効タイプが3つあり隣に猫騙しを置くこともできます。ブイズには猫騙しも存在せずエーフィに無効タイプはありません。マジミラのお陰で挑発が効かない点はアドだと思います。
で結局何が言いたいのかと言うと、
エーフィでトリルを張ることは非常に難しい
→トリルを張れたときエーフィは瀕死に近い
→ブイズでトリルを張れるのは1回のみ
ということです。
なのでトリル選出をするときは、その1回だけのトリルの中で勝負を決めにいかなければなりません。しかし、相手は守るや縦の相性を活かしてトリルターンを消費しにきます。ブイズの数値ではこの方法でトリル消費ができてしまうのが現実です。「必死にトリルしたけど、相手ポケモンの全員のHPを半分削っただけでトリル終わっちゃった」みたいな経験がある人もいると思います。
ここで未来予知が活きてきます。こちらのポケモンに縛られていてかつ守るが使える場合、そのポケモンは間違い無く守るを使うでしょう。そういったポケモン(の方向)に未来予知を使います。普通の遂行技なら守られているのでその行動は無駄になってしまいますが、未来予知は2ターン後にその方向にかならず発動するので一応無駄にはなりません。トリルということでエーフィとニンフィアで並ぶことが多く悪が無効化しようとしてもフェアリーを通すことができます。唯一の課題は鋼タイプですね。
おそらくこの辺で、
「守るを貫通してトリルターンを無駄にしないとこは分かったけど、それ本当に意味あるの?」
みたいなことを思う人がいると思うので2つ目の理由に行きます。
(2).火力が馬鹿にならない
守るを貫通するとしても未来予知の威力が低かったら使ってないと思います。
しかしこの技威力がなんと120もあるんですよね。しかも命中は100。
ここで「威力120なので強いです」って言っても絶対に伝わらないので(笑)、
火力指数(?)を使って説明したいと思います。
火力指数とは実数値、技威力、その他補正を掛け算したものです(多分)。当然高ければ高い程強い(?)です。
エーフィの未来予知の火力指数=
150(C実数値) × 120(技威力) × 1.5(タイプ一致) =27000
はい。
で、次にこれを。
171(C実数値) × 90(技威力) × 0.75(分散) × 1.5(タイプ一致) × 1.3(特性) × 1.2(持ち物)
=27009(多分少しずれてる)
これは、C実数値171ニンフィアのプレートハイパーボイスの火力指数です。
当然トリルエーフィにはCに努力値を割く余裕などありません。
しかし未来予知は、C171ニンフィアのプレートハイボと同等の火力を無振りで出すことができます。しかも守るを貫通します。強いでしょ?
具体的にはメガガルーラが半分削れるくらいです。テラキオン、メガゲンガーは当然確1です。
また、シングルと違いダブルでは未来予知を撃った後、別方向にも撃つことができます。未来予知のターンや方向を管理して戦えたらとてもカッコいいと思います。(実際は脳内が大変なことになる)
トリル未来予知エーフィが有効な代表的パーティ(組み合わせ)は、
・
・
・
この辺りですね。もちろんトリルしたときやばくなるポケモンが少ない場合ですけどね。
動きについては説明が難しい(面倒(いつもの))のでポイントだけ。
トリルしたらニンフィア等で守らなければ落ちる状況(縛る)を作りましょう。相手は守るか交代なので未来予知をあわせます。エーフィが落とされるならそれはそれでいいです。エーフィが生きてる場合はトリル最終ターンも未来予知の使い時です。守れるタイミングならば当然守るだろうし、そうでなくとも2連守るをしてくる可能性があるからです。
守らなければそこで勝ち、守っても未来予知で勝ちみたいな状況が作りだせれば使いこなせていると思います。この勝ち方をしたときは本当に気持ちいいのでおススメです。
それから守るを貫通する高火力エスパー技と言うことで滅びパに強いです。
最近滅びと戦った試合があったのでBVを貼っておきます。
EMDW-WWWW-WW2H-YM92
*余談*
未来予知を使ったとき、ポケモンがいると
このようになるのですが、
ポケモンがいないと、
このようになり、エーフィ好きの人にとっては堪らない(???)アングルになります。
*まとめ*
未来予知を使いこなすのは実際難しい(ややこしい)ですが、拾える試合が間違いなく増えます。また未来予知のお陰で勝てた試合は他の試合と比べても断トツで嬉しいです。間違いなく優越感に浸れます(笑)。僕が保障します。
未来予知の魅力をうまく伝えられたか分かりませんが、
今回はここで終わります。
読んで頂きありがとうございました。
メモ:滅びカウントより未来予知の方が先